草間彌生
前衛芸術家 小説家
草間彌生(1929–)は、幼少期より幻視・幻覚を体験し、水玉や網目をモチーフとする絵を描き始める。水彩・パステル・油彩を用いて独自の表現を早くから形成した。
1957年渡米。翌年より、ニューヨークを拠点にネットペインティング、ソフトスカルプチャー、鏡や電飾を使ったインスタレーションなど、革新的な作品を次々と発表、単一モチーフの強迫的な反復と増殖による自己消滅という芸術哲学を打ち立てた。また、ボディ・ペインティング、ファッション・ショー、反戦運動を含むハプニング、映画制作、新聞発行など、活動の領域を自ら切り開き、前衛芸術家としての地位を確立した。
1973年帰国。新たに詩や小説の執筆にも取り組む。野外彫刻、大型インスタレーション、「インフィニティ・ミラー・ルーム」シリーズを制作。絵画「わが永遠の魂」シリーズ(2009–2021)は約900点に及び、2021年には新作絵画シリーズ「毎日愛について祈っている」の制作を開始。一貫して自然、愛、生と死を超えた無限をテーマに精力的な創作活動を続けている。
2017年 草間彌生美術館(東京)開館。




